2012年4月6日金曜日

閉じてないぞ・・・

平成15年のBZ11キューブ。走行距離は約17万km。
車検だったのだが、今までの記録を見るとラジエターのサーモスタットを交換した形跡がない。
点検の前に一回り走って、ラジエター加圧状態と循環してるかを見て異常はない事を確認したが、念のためサーモスタットを交換する事にした。
外してみたらバルブが完全に閉じなくなっていた。バルブのパッキンも大分劣化して痛んでいる。








試しに温めてみたらちゃんと開いてくれた。だがこのまま使っていたら開きっぱなしで壊れるか、もしくは開かなくなっていたかもしれない。
年数の経っていたり過走行のクルマはサーモスタットの交換をするが、このクルマは交換するタイミングを逃していた。交換してよかった・・・
開きっぱなしならばオーバークールになるが、冬場にヒーターの利きが悪くなる程度ですむ。だが閉じたままで壊れたら即オーバーヒートになってエンジンを壊す事になる。
この手の部品は8年ぐらいか10万km程度過ぎている様なら交換した方がいい。

2012年3月17日土曜日

同じ作り?

平成16年のDA62Vのエブリィバン。走行距離は約6万km。
2WD車でフロント左のホイールにガタがある。
このフロントハブは昔のFR車の様なテーパーローラーベアリングではなく、ワゴンRなどのFF車のリアハブと同じ様な構造になっている。よって定期的なグリスの交換やプレロード調整は必要ない。
このクルマは東北地方で数年間使っていたらしく、おそらく融雪剤によりベアリング内が腐食したのだろう。車体下回りは酷く錆びていた。
ハブを分解してベアリングだけ交換できるのかと思ったが、ベアリングだけの部品設定がなく、Assyでの交換となった。(部品代約9000円)

昔のテーパーローラーベアリングの頃は頻繁にグリス交換とプレロード調整をしたものだが、この手のハブになってからは寿命がえらく長くなった。
しかし壊れる時は壊れるもので、たまにベアリング交換をする事がある。
レースの抜き取り圧入と結構手間かかるんだよな・・・

2012年3月6日火曜日

便利なんだが・・・

平成18年L175Sムーヴ、走行距離は約2万km。
キーフリーリモコンがきかず、ロックできないという。
よくよく見てみるとリモコン自体の問題でなく、集中ドアロックが効かなくなっている。
アンロックはできるがロックができない。
運転席の窓を開けてドアロックをして、リモコンキーでロックするとアンサーバック(ウインカーの点滅)がある。ロック検出スイッチは生きてる様だ。
回路図を見るとドアロックソレノイドはロック時とアンロック時では極性を反転させて動作させている。
ロック時によく耳を澄ますと、グローブボックスの奥からリレーの動作音が聞こえる。
以上の事からドアロックコントローラーのリレーが接触不良になってると思われる。ドアロックコントローラーは「ボデー統合ECU」の中にあり、リレーは別体にあるものではないらしい。





「ボデー統合ECU 」はグローブボックス奥のヒューズボックスの裏に付いている。
配線を片っ端から外して、無理くり引き出さないと取れない。結構面倒だ。

























引っぺがした「ボデー統合ECU」

























試しに中を開けてみた。左の小さめのリレーがドアロック用らしい。右のリレーはウインカー用のなのだろう。




リレーは残念ながら非分解構造だった。パターン上もよく見たが、半田不良などはない様だ。リレーが部品として入手できればいいのだが・・・










「ボデー統合ECU」は14500円もする。ネットで中古部品を見ると5000~6000円程度で買えそうだったが、信頼性を考えると問題があるので新品に交換した。




集中ドアロックとかキーレスエントリーってのは確かに便利だが、壊れると困ったものだ。


今回のこのクルマの壊れ方も、非常用のキーを使えばドアをロックする事はできるが、リアバックドアとフューエルリッドがロックできない。バックドアには内側にロックノブ゙がない(昔のムーヴにはあった)し鍵穴もない。フューエルリッドはソレノイドでロックしてる。




考えてみるとウインカーリレーもこのユニットに組み込まれているのは困ったものだ。ウインカーリレーって古くなると接触不良で駄目になる事がある。その時はこのユニットごと交換しなけりゃならない。


便利なものは壊れると高く付く。やっぱりシンプルが一番いいか・・・

2012年2月22日水曜日

丸ごと交換・・・

国内最大手のメーカーのある車種。走行距離は約5万km。2回目(5年)の車検で入ってきた。
下廻りを見るとデフサイドシールからフルードが滲んでいる。
車検が終わってから5年10万kmの特別保証が効くかもしれないので、ディーラーさんに聞いてみた。
メーカーによってはオイルシールやパッキン類は一般保証扱いで3年6万kmとなってしまうが、聞いてみたところ「その部分ならトランスミッションなので、特別保証扱いになります」との事。とりあえず現物を見て判断するとなった。
ディーラーさんに持ち込んで見てもらったところ、「トランスミッションごと交換します」と言われて、一瞬唖然としたw
オイルシールの他にミッション継目から漏れてる可能性がある事と、5年の保証が切れるので念のため丸ごと交換しましょうとなったらしい。ミッション継目はシールからの漏れたのがかかっていただけで、実際は漏れはない様だ。
しかし即答で丸ごと交換とは畏れ入る。裁量もたいしたものだが、そんな作業をできる余裕があるってのに驚いた。普通のディーラーさんだとぎりぎりのなかで作業してる所が多いので、あまり重整備はやりたがらないものだ。このディーラーさんの工場は比較的規模が大きく、保証修理は単価が割安とはいえ、トランスミッション交換となれば利益もそこそこ大きいのでやる気になるのだろう。
保証修理はメーカーによって対応が結構違うのと、担当するディーラーさんによっても違いがあったりする。最終的にディーラーさんの判断による事が多いが、結局はそのサービスマンの裁量次第だったりする。
機械なので不良の発生はある程度仕方のない事なので、ちゃんと対応してくれれば問題はない。
実はこのクルマは前回点検時にパワステポンプとベルトテンショナーに漏れがあって、保証修理で交換していた。言ってしまえばハズレなクルマだったが、その都度ちゃんと対応してくれたので、結果的にはよかったのかもしれない。

2012年2月16日木曜日

何故か安いぞ・・・

平成16年のSK82VNバネットバン。走行距離は約11万km。
パワステポンプがオイル漏れしている。軸から出てる様で、プーリーをつたわって廻りに飛び散っている。
仕方がないからOHする事にした。
この車種はどちらかというと、あまり整備性はよくない。パワステポンプ脱着は標準工数を見ると1.2時間になってる。









ありがたい事にポンプ内部のシールキットの部品 設定があった。それも何故か格安の500円という値段。妙に安いな・・・













ばらす前によく洗ってきれいにしてから分解する。
そんなに難しい事はないが、ベーンがバラバラにならない様に要注意。
軸のオイルシール自体はそれほど劣化していたわけじゃない様だが、Oリングやシール類は硬化してつぶれている。
おそらく内部のシールがリークして、軸のオイルシールにかかる圧力が上がり漏れ出したのだろう。
この手の修理は一般的にはリビルト品に替えてしまう場合が多いが、内部部品が出るならば分解の工賃がかかっても修理代は安くすむ。
ちょっとした手間だが、できる事はやって稼がないとね・・・

2012年1月21日土曜日

燃えちまうぞ・・・

L175Sムーヴ。走行距離は3万kmちょい。二回目の車検。
ボンネットを開けてみて、まず見えたのがオイル漏れ。バンパーフェースを外してみると、明らかにカムチェーンカバー辺りから漏れている。
エンジンをかけて吹かしてみると、カムチェーンカバー取付けネジ穴から盛大に噴いている。(ちょうどエアコンコンプレッサー裏辺りのネジ穴2箇所)
カバー取り付けのネジ穴はブロック側につき抜けていて、この部分から噴いている。多分カバーの液状パッキンの塗布に問題があるのだろう。

ちょうど5年なので保証で何とかならないか?と問い合わせたところ、この部分だと3年の保証なので対応できないと言う。
しかしこの部分を修理するのは簡単ではない。オイルパン及びヘッドカバーの脱着が必要だ。標準工数は5.0hとなっているが車載状態でこの作業をやるのはなかなか難しい。できればエンジンを下ろして作業しないと確実に修理できるか不安だ。

そもそも3年の一般保証扱いにするならば、簡単に修理出来るものでなければならないのではないか。ましてやEXマニの真横でオイルが盛大に噴いてるのはいかがなものか。そのうち火災になるのは目に見えている。
その事を踏まえさらに交渉し、もめにもめた末、ヘッドからオイルが滲んでいるという事で保証修理をする事になった。カムチェーンカバーの漏れがあまりにも酷く、こちらではヘッドの滲みは確認していなかったが、確かによくみて見ると少し滲んだ跡がある。これだとエンジン本体になるので特別保証扱いになるとの事だ。結局エンジン降ろしての修理となった。

調べてみると初期のKFエンジンには、このオイル漏れのトラブルは多いらしい。
確かにこの後に入庫した同型のムーヴには、この部分に滲みの見られるものが何台かあった。(滲み程度なので仕方なく?OKとした・・・)
カムチェーンとアルミシリンダーブロックに変更になったためか。改良後のトラブルはよくある事だが困ったものだ。エッセで先に使ってたのにね・・・

7/4追記
後日ディーラー本部のサービス担当の偉い人に聞いたら、カムチェーンカバーの部分はエンジン本体になるので、この部分のオイル漏れについては特別保証扱いになるとの事だった。
現場サービスマンが勘違いをしていたのだろうとの事だ・・・

しかしいつも思うのだが、現場の人間は下っ端や中間の者たちなので、後で変な責任がかからない様にと曖昧な事を言う場合が多い。(工場長であっても無能なやつはそういう場合が多い)
逆に現場の者に相当の権限を持たして、独断で即決してくれる様なディーラーもある。
メーカーやその地のディーラーの姿勢の違いなのだろうけども、各社対応は色々で面白いものだ。

2012.12.16追記
KFエンジンのタイミングチェーンカバーのオイル滲みに関しては保証延長になった。
登録から5年10万km⇒登録から10年走行距離は問わず
との事。
タイミングチェーンカバーについてはアナウスが出たが、シリンダーヘッドについては言及されてない。
聞くところによるとヘッドガスケットの部分の漏れも結構ある様だ。実際滲んでるのをよく見る。
基本的に滲み程度でも対策するべきとの事だった。
何故ヘッドの件には触れてないのか・・・?

2011年12月20日火曜日

へたってる・・・

平成13年、H81WのEKワゴン。走行距離は約7万km。
ベルトから音が出てる。15000km前に交換してるが、5年経ってるのでベルトの表面が硬化したのかと思ったが、張りを見ると随分ゆるくなってる。
この車種はオートーテンショナーを使っていて、テンショナーはスプリングで動作する簡単な構造の様だ。
ベルトとテンショナーを交換する事にした。新品と比べると、テンショナーが随分ヘタっているのがわかった。ベルトだけ交換しても、またすぐに音が出ただろう。
年数と距離からして、ある程度仕方がないのかもしれないが、オートテンショナーは部品としては比較的高価なものだ。(8千円ちょい)
ベルト調整がない分整備は楽だが、壊れると困ったものだ。しかし車種によっては、オートテンションのお陰でベルトの長寿命化にも貢献してるのでなんともいえんか・・・
オートテンショナーを使ってる場合はベルトは純正品を使った方がいい。社外品を使うと音が出たり、トラブルがおきやすい。