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2015年6月11日木曜日

気が利いてる

最近のクルマのフロントのサスペンションのスタビライザーは、ストラットにピロボールのリンクでつながっているが、ちょっと前までは画の様な串刺しのゴムブッシュでロアアームにつながっていた。
古くなったり走行距離が多くなると、ゴムのブッシュが砕けて、金属同士が接触してギコギコと異音が出たりする。
ゴムのブッシュだけ交換しようと外してみると、ボルトが錆びて固着してたりする。
結局全部交換になったりするのだが、部品点数が結構多くなって、部品商に発注するのが厄介だったりもする。
注文するの面倒だな・・・と思っていたら、部品商が社外品で1セットになってるのがあると教えてくれた。
純正品より若干安いらしい。
大手のパッキンやブッシュのメーカーの物だから、品質は間違いないだろう。
純正品をバラバラで頼むと部品点数の確認も面倒だったるすので、セットになっているのはありがたい。

2013年9月7日土曜日

しょうがねえなぁ・・・

MH23SのワゴンR。
走ってると左後から音が出る。
車体を揺すってみると、コイルスプリングの下側の座面から出てる。
一度持ち上げて座面周りに付着してるゴミを取り除いたら音は出なくなった。
以前他のMH23Sでも同じ様な事があった。
座面の位置は正常の様だ。
対策の仕様がないから困ったもんだ。
グリスでも塗っときゃいいか?とも考えたが、余計にゴミが付着しやすくなりそう・・・
とりあえずお客さんには事情を説明して納得してもらう。軽自動車だから、この程度の音は仕方がないか・・・

以前車高センサーから音が出たMH23Sだが、このクルマ半年ほどしたら、同じ所からまた音が出始めた。
やっぱり軽自動車だからしょうがないな・・・

2013年2月2日土曜日

いたって簡単

 平成14年のMC22SワゴンR。走行距離は約7万km。
リヤハブから音が出てる。ハブベアリングがゴロゴロ状態だった。
滅多に壊れるものではないが、水の浸入などで駄目になる事がある。
この年代の他社の物は、内外でベアリングが分かれていて、ハブ内にグリスが充填してあるが、スズキは一体構造になっていて、グリスはあらかじめ封入してある。
左が壊れたベアリングで、右が新品。ちなみに一個3000円ちょい。
内側の外れ防止のでっかいサークリップを外して、プレスで抜き取り新品を圧入する。
いたって簡単で、段取りよければ30分もかからない。
他社の物だと内外それぞれ抜き取り、圧入もそれぞれやらなければいけない。おまけにグリスの封入もある。

部品のコスト的にはどうなのかわからないが、スズキは作りやすく出来ている様な気がする。これは他の部分にも言えて、ダイハツ車と比較しても常にそう思う。

場所によっては「こんな作りでいいのか・・・?」的な部分もあるが、それでいて問題がおきないのだから大したものだ。
もの作りにおいては、スズキという会社は独特な感がある。

2012年11月28日水曜日

何処から音が出てる?

24年のMH23ワゴンR、走行距離は1千Kmちょっと。
走っていていると後ろからカタカタ音がするという。
後席に座って走ってもらうと、ちょっとした段差を越えた時に右の後ろのサスペンションあたりから、何か外れかかっている様な音がする。
止まっている時に後ろを揺すっても音が出る。
何処から出てるのか?と思って持ち上げて見てみると、ヘッドライトレベライザーの車高センサーから出ていた。
ディーラーさんに部品を出してもらって、交換したら直った。
何処が駄目だったかというと、リンクのピロボールに僅かにガタがあった。
非常に僅かなガタだったが、取り付けのステーがペラペラな作りのため、共振して音になっていたらしい。
おそらくものが悪かったのだろう。

極小さな音なので、意外と気が付かない人が多いのかもしれない。

センサーを交換した場合はレベライザーのリセットが必要になる。
念のためリセット後に光軸調整をやっておいた方がいい。

ちょっと前まではダイヤルで手動調整だったレベライザーは、今は自動調整に義務化された様だ。
はたしてこんな装置が必要だったかは疑問だ。必ずしも理想的に動作しているとはかぎらない・・・


2012年5月14日月曜日

タイヤ取れちゃうぞ

得意先の社員の人が音が出るから見てほしいと持ってきた。
試乗するとえらい音がホイールから出ている。
聞くと半年前の車検で、ドライブシャフトのブーツを交換したという。
持ち上げて見たら、この通りぐらぐら状態・・・
どこで車検をやってもらったの?と聞くと、ガソリンスタンドでやったという。
多分ドライブシャフトを抜く時にベアリングを痛めたか、取り付け時に締付トルクに問題があったのだろう。
しかしここまでなる前に、音は出ていて普通は気がつくはずなのだが・・・
近年稀にみる、凄いものを見た気がするw

後日車検をやったスタンドで無料で修理してもらったそうだ。
今度は大丈夫なのか?w

2011年10月26日水曜日

異音はやなもんだ

平成9年の8万km走行のL600Sムーヴ。
左前ハブ辺りから音が出る。持ち上げて車輪を回してもゴロゴロ感はない。
FF車の場合、ハブベアリングかドライブシャフトなのか迷う時があるが、この車はコーナーで加重の掛かり具合で音の出方が変わるので、ハブベアリングの不良と判断した。
ドライブシャフト不良の場合は、トルクの掛かり具合で音の出方が変わり、ハンドルを切った時に音が出やすい。

どうやら水が入って外側のベアリングが駄目になった様だ。オイルシールの不良か、もしくはロックナットから水が染込んだのだろうか。



プレスを使ってベアリングを抜く。
ベアリング打ち抜き&圧入の冶具はとくに持ってないが、ソケットレンチを利用したり、以前抜いたベアリングのレース を取って置いたやつを使ってる。
専用の冶具でなくとも、これで事足りる。

抜いた後はハブキャリアを水と洗剤でよく洗い、きれいにしてからベアリングとオイルシールを圧入する。
段取りを良く考えてやらないと、面倒な事になるから要注意。

ベアリング交換して音は出なくなった。音が出てると運転してて気分が悪くてしょうがない。なくなると気持ちいいもんだw

2011年8月1日月曜日

ベロベロになってた・・・

17年登録のL350Sダイハツタント。約66000km走ってる。
オイル交換で持ち上げてみたら、リアサスのスプリングのスペーサーがベロベロになっていた。
確か保証延長になってたはずなので、ディーラーさんに確認したら、部品を出すから交換してくれとの事。
リアのスプリング交換の標準工数は1.2時間なのだが、工賃は3080円しかくれない・・・
まあトヨタなどだと、現状確認で一度持ち込み、さらに後日の作業になるから、工賃安くてもうちで作業させてくれる方がありがたい。












新品と比べると酷いもんだw
対策品になってるらしいが、どうなんだろか?
そもそもスプリングの自由長が少し足らない様で、セット状態でスプリングの座金が一部浮いてるのが気になる。構造にも問題あるんじゃなかろうか?

2011年2月9日水曜日

保証期間内に・・・

平成18年MH21SワゴンR。走行距離は約1万2千km。
車検で入庫したのだが、左のリアショックが完全に漏れていて、右も滲みはじめていた。
新古車として販売した車両だが、運良く保証が継承されていたので、5年の保証内だったので無償交換となった。(カヤバ製のショックだが、同じメーカーの物を使ってるのに、何故にダイハツは3年しか保証しないのだろうか・・・)
 
大抵この様な不具合が保証期間中に見つかった場合は、一度ディーラに持ち込んで確認してからでないと無償修理は受けられない。
だがスズキの場合は電話で伝えるだけで、部品を支給してくれて、工賃も後で支払ってくれるから手間がかからなくて助かる。
今回の場合も営業マンがその日のうちに部品を持ってきてくれた。非常にありがたい事である。
この様な対応は販売会社(ディーラー)の方針の違いによるものなのかもしれないが、こういう会社ならば、またそこの車を売りたくもなるものだ。
 
新車で販売して保証期間内に無償修理を行う事は、うちで見ているだけでも約半分ぐらいになる様だ。
その多くは「漏れ」によるもので、ヘッドカバーやオイルパンからのオイル漏れ、ショックの抜け、オイルシールからの漏れ、エアコン配管の漏れなどが圧倒的に多い。
クルマの品質がよくなったとはいえ、やはり人間が作っている「機械」であるので、この様な不具合は起きるものなのだろう。
だから新しいクルマだからといって、点検は疎かにはできない。保証期間内ならば尚更、どこかに不良箇所があるのではないかと思って見なければならない。

2010年11月25日木曜日

交換したはずだよなw

L175Sのムーヴカスタム。
昨年車検時に約2万kmで、右のリアショックに漏れがあったので、保証修理で交換してあった。
それから一年経って12ヶ月点検で見ていたら、また右のリアショックが同じ様に漏れていた。一年で約6千kmしか走ってない・・・
ディーラーに電話すると、現物見ないと対応できないと言うから、ショックを取外して見せに行った。
物を見せると、「確かに漏れてきてるけど、3年6万kmの保証ですから・・・」などと言う。
「一年前に交換して、また漏れるのは問題だろ~!」と言ってやったら、しぶしぶ部品を出してくれる事になった。
ついでで、「この程度の漏れだと、お宅じゃどうしてる?」と聞くと、「担当により判断が違う」と言う。おそらく忙しい時はそのまま(見ぬふり?)にして、時間がある場合は無償交換してる様だ。保証修理はメーカーから部品代と工賃(少ないがw)が支払われるので、本来ならやらない手はない。しかしディーラーは時間仕事なので、あまり手間の掛かる事はやりたがらないものだ。担当により違うってのも、その人間の意識の違いなのだろう・・・
 
 
 
 
漏れたショックの部品番号は48531-B2340と刻印がある。ちなみに左も同じ番号。左右同じ物だ。
新しく支給された物は48531-B2341となっていて、末尾が変わってる。おそらく対策品になっているのではないだろうか?
そう言えば、昨年このムーヴの後でショックを交換した車両は、部品の末尾が0から1に変わっていたのを思い出した。たまたまこの車両の時は、対策品が間に合わなかったのかもしれない。
前にも書いたがこの系統のムーヴは右のリアショックが漏れやすい。左右とも同じ物なのだが・・・
ダイハツ部品部の人も右のショックがよく出ると言っていた。
見た目は左右に違いは見えないが、サスペンション自体に何か構造的な問題があるのだろうか?
いずれにしろ保証延長をするか、サービスキャンペーンをするなりして、メーカーには対応してもらいたいものだ。

2010年10月20日水曜日

ふにゃふにゃ~

おいらのカブトムシのリアから、ギシギシ音が出る様になってきた。
リアサスはスイングアクスルと呼ばれる方式で、M/T側のドライブシャフトジョイントを中心に、車輪が鳥の羽の様に上下する構造になってる。タイヤの対地ジオメトリーも糞もない機構だw
横方向の力はドライブシャフトチューブが受けて、前後方向はスプリングプレートが受けている。なんともシンプルな構造だ。

 
 
 
 
 
  
スプリングプレートの先端にはトーションバーが接続されてる。この部分の内と外にゴム製のブッシュが嵌っていて、スプリングプレートから掛かる力を車体に伝えている。

スプリングプレートのカバーを外して見たら、ブッシュが大分ヘタっていた。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
  
ブッシュがヘタったために、軸がカバーに当たってギシギシ音が出ていた様だ。
以前にトーションバーのイニシャル加重を変えるために、この部分は分解した事があったが、その時ですでに大分ヘタっていた。交換しとけばよかったのに・・・orz
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と言う訳で、ブッシュを交換する事にした。
純正のゴムブッシュでは、またすぐにヘタるのが目に見えてるので、強化用のウレタンブッシュを選んだ。ウレタンという事だったが、どう見てもナイロンの様でとても硬い・・・こんな硬いの組んで大丈夫か?w
 
おいらのメキシコ製ビートルは外側のブッシュが突起の無いタイプだが、当時のビートルは外側のブッシュにも突起が付いていたらしい。そこでカバーも一緒に注文しておいた。
 

 
 

 
  
スプリングプレートから車軸を外す前に、白マジックを塗ってから罫書線を入れておく。組み付ける時に位置がずれると、リアのトーが変わってしまうからだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
車軸を外してスプリングプレートを取り出す。
パーキングブレーキのワイヤーもバックプレートから外さないといけない。結構面倒な作業だ。
これで内側のブッシュが取り出せる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
内側のブッシュは簡単に嵌るが、外側のブッシュは新しく用意したカバーでは、前側が車体に干渉してどうやっても付きそうになかった。どうやらカバーのセンターが微妙に違う様だ。
仕方がないのでブッシュの突起を削り取って、もとのカバーを使って組む事にした。突起を取っただけでは、とてもきつ過ぎて組めないので、外側の外周を少し削って嵌る様にした。(それでも組むのがきついw)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スプリングプレートを組む時は、フリーの状態の角度を測定して行う。この角度がイニシャル調整になる。
トーションバーの内側の溝1コマで9°外側の溝1コマが8.5°動く。内と外の組み合わせで0.5°づつ調整できる様になってる。
標準で20°なのだが、おいらは23°に調整している。
メキシコ製ビートルは触媒が付いてるせいなのか知らないが、何故か尻下がりになりすぎている。(フロントをローダウンするとちょうどよさそうなぐらいだw)
リアを3°増やすと計算上で20mm上がるので、このぐらいがちょうどいい感じだ。
 

組み込むのにとてもきつかったのと、やたらと硬いので心配したが、走ってみるとなかなかいい感じだ。
ギシギシ音はもちろんなくなったが、急発進時のリヤがしゃくれる様な感じがなくなった。今までのブッシュがふにゃふにゃし過ぎてたんだなw

2010年7月27日火曜日

関節炎?


KR42Vのタウンエースのフロントサスペンション。
10万kmぐらい走ると、アッパーボールジョイントにガタが出やすい。酷くなると段差を乗り越えるたびに、ゴトゴト振動が出て乗り心地が悪くなる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この車はボールジョイントの部分だけ交換できるから助かる。一個3000円ちょっとだから、ガタが出ているなら交換するべきだ。
車種によってはアームごと交換しなければならないので高くつく。ちょっと前のクラウンがよくガタが出て、アームごと交換なんてのがよくあった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これはH31Aのミニカのフロントロアボールジョイント。
雪国で使われてたらしく、ブーツをはぐったらボロボロに錆びてて、もう少しで脱落するところだったw
ちょっと前の三菱のこの系統は、この部分は弱点らしい。大抵多かれ少なかれ、ガタが出ている車が多い。
実際脱落する事故も結構起きてるらしい・・・
 
この手のガタは、タイヤをつかんで動かした程度では分らない場合がある。バールなどでこじってやっと分る時もあるので、点検の時は要注意だ。

2010年7月16日金曜日

荷物積みすぎると・・・

SK82V系ボンゴ。ちょっと前まで日産でバネットとして売ってたし、三菱では今でもデリカバンとして売ってる。
このクルマは大きさの割りに最大積載量が1tもあるので何気に人気がある。(選択の余地がないからw)
結構丈夫でいいのだが、過積載気味で使っていると前輪の内側が偏摩耗して、あっという間にタイヤがだめになる。
うちではこの系統のクルマで過積載気味に使うお客さんには、空車状態のサイドスリップをIN3m/kmに調整している。
サイドスリップによる外減り傾向が加わり、過積載状態で相殺されて、タイヤの内外がほぼ均等に摩耗する様になり寿命が伸びる。
フロントトーションバーを締め上げて前輪の沈み込みを押さえる方法もあるが、これだと乗り心地が悪くなったり、最悪トーションバーを破損する危険があるのでお勧めできない。

2010年7月12日月曜日

ゴムだからしゃあねぇな・・・

平成10年のRA3オデッセイ。フロントスタビのブッシュが劣化して割れている。このまま使うと、時期にブッシュが砕けてなくなり「曲がる時にゴキゴキ音が出るよ~」ってなっちゃう。この頃のステップワゴンなんかによくある。
最近のクルマのこの部分は、ピロボールのリンクでストラットの途中に付けているのが多くなったが、古いクルマには結構これと同じ構造があるから点検の時は要注意。

2010年6月19日土曜日

漏れてんじゃんか・・・

現行のL175系ムーヴのリアショック。見事に漏れてる・・・
現行のムーヴにモデルチェンジ直後に、うちでは十数台ほど販売した。
去年辺りから初回の車検になり、入庫してくる車両のほとんどが走行距離に関係なく、ショックに漏れが見られた。3年の保証期間中なので、みんなメーカークレームとして無償交換した。
2駆の車はなぜかほとんどが右側だけ漏れている。なんでだろ~?
そう言えばエッセにも滲んでるのを見た事があったな。カヤバ製なのだが、新しいのにこれほど多くに漏れが見られるのも珍しい。スズキもカヤバの使ってるけど、こんなのは見た事ない。

ダイハツはなぜか軽のショックに関しては一般保証部品扱いで、保証期間は3年または6万kmになってる。スズキは特別保証部品なのにね・・・
調べると現行ムーヴでのこのトラブルは多く発生している様だ。本来ならばサービスキャンペーンか保証延長をするべきではないのか?

今のクルマは品質がよくて故障も少ないと言われるが、やはり機械物であるので故障やトラブルはあるものだ。
新車から3~5年の間には、「漏れ」のトラブルって結構見つかる。ショックのオイル漏れなんて結構多いが、その他にはヘッドカバーやオイルパンからのオイル漏れ、シャフトのオイルシールからの漏れ、ウォーターポンプから水漏れ、エアコン配管からガス漏れなんてのもあって、メーカークレームで無償修理する事がある。
信頼性工学のいわゆるバスタブ曲線ってのがあるが、まさにこの通りに不具合は起きる。

新車から年数経ってないから、点検する必要ないんじゃない?なんていう人がいるが、これは大きな間違いだ。機械である以上、点検整備は絶対必要である。保障期間内はちゃんと点検やらないと損だよw