2013年2月2日土曜日

いたって簡単

 平成14年のMC22SワゴンR。走行距離は約7万km。
リヤハブから音が出てる。ハブベアリングがゴロゴロ状態だった。
滅多に壊れるものではないが、水の浸入などで駄目になる事がある。
この年代の他社の物は、内外でベアリングが分かれていて、ハブ内にグリスが充填してあるが、スズキは一体構造になっていて、グリスはあらかじめ封入してある。
左が壊れたベアリングで、右が新品。ちなみに一個3000円ちょい。
内側の外れ防止のでっかいサークリップを外して、プレスで抜き取り新品を圧入する。
いたって簡単で、段取りよければ30分もかからない。
他社の物だと内外それぞれ抜き取り、圧入もそれぞれやらなければいけない。おまけにグリスの封入もある。

部品のコスト的にはどうなのかわからないが、スズキは作りやすく出来ている様な気がする。これは他の部分にも言えて、ダイハツ車と比較しても常にそう思う。

場所によっては「こんな作りでいいのか・・・?」的な部分もあるが、それでいて問題がおきないのだから大したものだ。
もの作りにおいては、スズキという会社は独特な感がある。

2013年1月25日金曜日

破裂してんぞ・・・


SK82Vのバネットバン。
車検でスペアータイヤを下ろしてみたら破裂してた。
前輪用が10年前ので、後輪用は7年経ってるみたいだ。
前回の車検では無論異常はなかったし、使った形跡はない。


おそらくタイヤ自体が古くなっていた事と、排気管に炙られて劣化したのだろう。多分夏の頃の暑い時期に破裂使途のだと思う。
トランクに収納されてる場合は意外と劣化しないが、車体下にむき出しで収納してあるスペアータイヤは結構劣化しやすくて、よくこの様に破裂したり、タイヤバルブがもげる物がある。

貨物なので6ヶ月点検もやってくれるといいんだけどな・・・

2013年1月11日金曜日

大掃除?

去年の年末の事だった。
平成12年DA52Vエブリィ、F6Aエンジン。走行距離は約9万km。
前々よりオイル消費が多く、ここに来て白煙が酷くなったので、車検のついでで直す事になった。
エンジン載せ変えの方が手っ取り早いが、圧縮は各気筒12.7~12.9kgf/cm^2ある。乗ってみると力もあるし、ピストンのスラップ音やメタルの打音もない。これならオーバーホールの見込みもある。
やらなければいけないのは。バルブステムシールの交換と、ピストンリングの清掃。
F6Aはタイミングベルトなので、車載状態でエンジンをオーバーホールしようと思えばできるが、エンジンを下ろすのもさほど手間でないので、引っぺがしてやる事にした。
結局その方が作業性もいいし、確実な作業ができていい。
ツインカムのK6Aと違って、この時代のはロッカーアームを使った4バルブのシングルカムエンジンだ。インレットのアームはやけに長く、アルミでできている。
思ったよりスラッジは溜まっていなく、それほどオイル管理が悪かった分けではなさそう
だ。









燃焼室はそれ相応にカーボンの付着がある。















オイル下がりで大分ポート内はベトベトになっている。
バルブシートは使えるか?














やや側圧方向の当たりがきつい所があるが、極端にはシリンダーの摩耗もない。
以前ラジエターのアッパータンクが割れてオーバーヒートした事があったので、シリンダーとヘッドの合わせ面が心配だったが、鋳鉄シリンダーのF型なのでその心配はなかった様だ。
サイアミューズシリンダーでオープンデッキのK型アルミシリンダーだったら、歪んでいたかもしれない。F型の方が圧倒的に丈夫にできてる。







オイルパンが何故か一度剥ぐった跡があった。
前の持ち主が分らないので、以前の整備記録がまったくない。一体何やったんだろか・・・?













ピストンリングはすっかり固着してしまってる。
オイルリングはこれでは機能しない。
ちょっとやちょっと洗浄剤に漬けたくらいじゃ落ちやしない。
フラッシングってあるけども、あんなのやったってカーボンなんて落ちやしないw










サンエスの水溶性のアルカリ洗剤でカーボンを落す。
この作業が一番手間がかかる・・・













バルブは洗浄剤だけではカーボンが焼き付いていて落ちないので、ボール盤にくわえて研磨布で落す。













バルブシートは刷り合せでいけた。
ポートの段付きが気になったので、ついでだからリューターで削っておいた。













ピストンを組む時に問題発生。
ピストンリングは交換する事にしたのだが、届いたリングを組む前に念のため合口隙間とリング溝の隙間を測った見た。
そしたらリング溝の隙間が規定値よりも微妙に大きかった・・・
何で???と思って外したリングの厚みを測ったら、届いたやつより厚かった。
部品屋さんに確認してもらったら、保守用ピストンがあって、そっちのリングが合うのかも知れないとの事だった。
そのリングセットを出してもらって組んでみたらぴったり合った。
どうやら過去に何らかの理由でピストンを交換していたらしい。どうりでオイルパンを付け直した跡があった訳だ。
しかし組む前に計測しておいてよかった。そのまま組んでいたらえらい事になるとこだった・・・

必要なオイルシールやパッキン類を交換してやっとこ組上げる。
組んでしまえば見えなくなってしまうが、エンジン内の汚れがなくなると気持ちいもんだw












組み上がって車体と合体。
エンジンかけたらアイドリングが安定しない・・・
イグニッションコイルが死んでる様だ。
もう年末で部品が間に合わないし、オーバーホールでえらく金かかってるので 、手持ちのジャンク品(解体車から取って置いた物)をサービスで付ける事にした。

手間かかったけど見違える様に調子はよくなった。
夏にK6Aのオーバーホールやってたから、この年は同じ様な仕事が二回あった。面倒だけど、たまにはこういう仕事をやるのもいいかw










2012年11月28日水曜日

何処から音が出てる?

24年のMH23ワゴンR、走行距離は1千Kmちょっと。
走っていていると後ろからカタカタ音がするという。
後席に座って走ってもらうと、ちょっとした段差を越えた時に右の後ろのサスペンションあたりから、何か外れかかっている様な音がする。
止まっている時に後ろを揺すっても音が出る。
何処から出てるのか?と思って持ち上げて見てみると、ヘッドライトレベライザーの車高センサーから出ていた。
ディーラーさんに部品を出してもらって、交換したら直った。
何処が駄目だったかというと、リンクのピロボールに僅かにガタがあった。
非常に僅かなガタだったが、取り付けのステーがペラペラな作りのため、共振して音になっていたらしい。
おそらくものが悪かったのだろう。

極小さな音なので、意外と気が付かない人が多いのかもしれない。

センサーを交換した場合はレベライザーのリセットが必要になる。
念のためリセット後に光軸調整をやっておいた方がいい。

ちょっと前まではダイヤルで手動調整だったレベライザーは、今は自動調整に義務化された様だ。
はたしてこんな装置が必要だったかは疑問だ。必ずしも理想的に動作しているとはかぎらない・・・


2012年11月9日金曜日

何故違う?

タイヤを4本注文したら3本は台湾製で、1本だけ日本製だった。
国内最大手メーカーの直営販売店から取った物。面白い事に製造時期はまったく同じだった。

何か違いはあるのだろうか?とよく見たが、外見上はほとんど変わりがない。
試しに重さを量ってみたら、日本製の物が150gほど軽かった。全重量からすれば3%ほどだが、大きいとみるか僅かとみるかは微妙なところ・・・

グローバル化で製造地が海外になるのは仕方がない。大手メーカーの物であれば、海外生産でも性能に遜色はない。
しかし4本のうち1本だけ製造地が違うのはいかがなものか?
この販売店は今回に限らず過去にも、4本頼むとすべて製造時期がバラバラのを持ってきたり、最高級銘柄のタイヤを頼んだら一年以上前の長期在庫品を持ってきたりと、間抜けな事をよくやってくれるから困ったものだw

2012年10月31日水曜日

シンプルな方がいい

ちょっと前からHID装着車が多くなってきた。
長寿命と謳って入るが、切れるときは切れる。
HIDのバーナーってまだ意外と高いのが困ったものだ。大体一本1万円近くする。
片方だけ交換すると左右で色が合わなかったり、明るさが違ったりするので、大抵左右とも交換する事になる。
ハロゲンならば一本2千円もしないし、色や明るさが違うなんて事はほとんどない。(って言うか気にならないだけか?)
HIDって明るくていいけど、どうなんだろな・・・
やっぱりシンプルな物の方がいいかw



2012年10月17日水曜日

簡単に取れない・・・

 平成11年のER34スカイライン。走行距離は約3万km。
エンジンチェックランプが点灯してアイドリングが不調。
走ってみると1気筒失火している様だ。
自己診断を見ると「21」が出た。点火信号系の不具合らしい。

この時代だとまだOBD2でなく、ニッサン独自の診断コネクターのタイプなので、外部診断機を使って不具合箇所の気筒判別できるか分からない。

診断機を借りてくるのも面倒なので、とりあえず端子の抵抗値を測ってみた。
IB⇔G間 約1.4kΩ
+⇔IB間 約180kΩ
+⇔G間 約180kΩ
が正常の様だが、1番シリンダーの物だけ、IB⇔G間と+⇔IB間がオープン状態だった。


念のため各気筒の火花の状態を見てみた。
一応火花は飛んでいるが、暫く見ていると1番の物がたまに飛ばない時がある。間違いなさそうだ。

両極白金チップの付いてるプラグだが、接地電極側が摩耗して無くなっていた。ギャップが大きくなってコイルが壊れたのかもしれない。
10万km点検不要で、交換にはマニホールドを脱着しなければならない。
3万km程度の走行距離でも、白金プラグでも意外と摩耗してしまう事もある様だ。クルマの使い方にもよるのかもしれない。(年数の割りに走ってないしな・・・)

一番のコイルとプラグ6本交換して直った。
なんて事のない修理だけど、めんどくさかったな・・・