前回車検時が8.5万kmで、その車検の直前に、お客さんが何処からか安く買ってきたらしい。今回車検で二年ぶりの来店だ。彗星の様なお客さんだなw
10万km超えたのでプラグを交換しておこうと思って、外してみたらビックリ。2番と4番のプラグホールがオイル漬じゃないですか・・・
しかしよくリークしなかったものだ。
この車はヘッドカバーの上にサージタンクとスロットルチャンバーとエアクリーナボックスが一体となった樹脂パーツで覆われている。プラグは白金使用となって10万km点検不要となっているので、今までにプラグの点検は行われていなかった。
エンジンオイルは使ってるうちに未燃焼ガス分が少しづつ溶けていくが、オイル交換を怠るとこの成分がシールのゴムを侵してオイル漏れの原因になる様だ。大抵ゴムの弾力がなくなり、シール性がなくなってしまう。
この系統のエンジンはカムチェーンが伸びやすいなんてよく聞く。
あまり伸びてクランク角センサーとカム角センサーの差が許容値を超えると、エンジンチェックランプが点灯するそうだ。
本来ならカーボンをできるだけ落としてやりたいところだが、ここまでくると限がない。下手に落すとカーボンが落ちてオイルギャラリーを詰まらす可能性もある。
残念だが見なかった事?にして、パッキン一式取り替えてカバーを閉じた・・・
本来ならばもっと早く交換したいところだが、エアクリーナボックスが簡単に外せないこともあって、なかなか点検自体ができないのが困ったものだ。
一本あたり純正プラグより300円ほど高くなるが、接地側にもチップの付いてるイリジウムタフを付けた。
この方が燃費も長期的に変わることがないので、総合的にはお徳だ。
この系統のエンジンは電子スロットルなのだが、エアクリーナーボックスを脱着時コネクターを外すと、ダイアグに何故か不具合コードが記憶されてしまう事がある。
念のため不具合コードの消去と電子スロットルの学習(TAS学習)をやっといた。
日産のクルマはなんとなく整備性が悪くてあまりすきじゃないなぁ・・・w
0 件のコメント:
コメントを投稿