2011年1月15日土曜日

エルフのダイアグ

平成16年、NPR81Lのエルフ。
エンジンチェックランプがたまに点灯するという。

試しに走らしてみると、しばらくしてから点灯する事を確認した。

点灯しても、とくに調子が悪い感じはない。

 

この年式だと、アクセルペダルの横あたりにDLCが付いていて、これの4番と6番をショートさせるとダイアグを読み取る事出来る。

出力されたコードは「45」だった。EGRバルブ異常らしい。検出条件は「バルブ駆動電圧が極端に高い状態が10秒以上続いた場合」となっている。

大方固着しているか、コイルが断線しかけているのだろう。時間がないので、部品を交換する事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

外して見たら随分とカーボンが付着していた。

EGRバルブユニットを交換したら、チェックランプの点灯はなくなった。

故障とカーボンの堆積に関係があるのかは分らないが、分解してみるとバルブ自体は固着していない様だった。

駆動部は通常のDCモーターに位置検出のポテンショメータが組み込まれている。みたとこ、モーター自体は正常に動いているが、何かの拍子に動作しなくなるのだろう。断線しかけているのかもしれない。

ちなみに部品屋さんに聞くところによると、この部品は結構よく出るらしい。

 

ダイアグコードの消去のしかたは、4番と6番をショートしておき、イグニッションON後、

①1秒以上3秒以内アクセルを踏む

②1秒以上3秒以内アクセルを離す

③1秒以上3秒以内アクセルを踏む

④1秒以上3秒以内アクセルを離す

⑤1秒以上3秒以内アクセルを踏む

うまくいくとチェックランプが3秒点灯して消去終了。ちょっとめんどくせえなw



2011.09.21追記

エルフのダイアグ読み取りは、車種によってDLCのショート箇所に違いがある。

5-12

4-6

1-4

11-4

11-5

など幾つかの方法がある様だ。

確実なのは「お客様相談室」に問い合わせてみれば教えてもらえる。

下手にショートさせると故障の原因にもなるので、問い合わせる事をおすすめする。

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