2011年1月6日木曜日

こんなもんも壊れるんだよな・・・

平成8年のEE102カローラバン、エンジンは4E。走行距離は約11万km。
エンジンから音がするとの事で入ってきた。ベルトの鳴く音の様で、よくよく見るとクランクプーリーが振れている。
クランクダンパーが切れてるな・・・と思い、プーリーを外してみると見事に切れていた。
クランクのねじり振動を吸収するため、プーリーの内外の間にゴム層を入れてダンパーの役割を持たせている。
走行距離が多かったり古くなったクルマに、まれにこの部分が千切れる事がある。今までに十数万kmのクライスラージープと、17万kmのハリアーで見た事がある。
点検時はプーリーの振れは必ず見る様にしていて、古いクルマならバールでちょっとこじって確認する様にしている。

クルマは機械物だから予想しえない所が壊れたりするもんだ。壊れる前には前兆がある場合が多いので、ちょっとした音や振動の変化には注意するべきだ。
大丈夫だろう・・・と思って使っていると手遅れになっちゃうんだよなw

0 件のコメント:

コメントを投稿