2011年8月5日金曜日

回んない・・・

平成10年のRA3オデッセイ。走行は約8万km。
最初バッテリーが上がったとの事であったが、よくよくみるとスターターが回らない様だ。キーをスタート状態にして、マグネットスイッチをひっ叩いたら回りだした。
最近たまにエンジンがかからない時があったという。ほぼ間違いなくマグネットスイッチだろう・・・

スターターが回らない時は「カチン」といってピニオンは飛び出している様だ。この時マグネットスイッチのM接点の電圧を見るとほぼ0Vだった。この事からマグネットスイッチの接点が駄目なのが確認できた。
ここでM接点にB電圧がきていたら、これはスターターモーター自体の故障で、アーマチュアの断線かカーボンブラシの消耗が考えられる。

念のためばらしてみてプランジャを押して接点の導通を見ると、導通がなくなる時がある。やはり接触不良だった。
この程度の走行距離では、カーボンブラシやコンミュテータの摩耗はそれほど多くない。

故障原因は予想でほぼ断定できていたとしても、確証を必ず得なければいけない。予想だけで部品交換を行うのは「チェンジニア」のやる事だ。


このマグネットスイッチはばらす事ができないので、Assy交換になる。結構高く、18500円もする。ばらせて中の部品が出るなら数千円で済むのだが・・・
まあ、OHの工賃入れてもリビルトを使うよりか安く済む。(1万円以上高くなるw)
















マグネットスイッチを無理くり分解してみた。
やはり接点が大きく摩耗していた。
この手の症状は結構多いい。

しかしこの接点構造があまりよくないな。
普通は円形の接点で、プランジャ軸と共に回転して、接触点が常に変わる様になってるのが多いのだが。
この接点では摩耗が早いのはしかたがないな・・・

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