2012年10月31日水曜日

シンプルな方がいい

ちょっと前からHID装着車が多くなってきた。
長寿命と謳って入るが、切れるときは切れる。
HIDのバーナーってまだ意外と高いのが困ったものだ。大体一本1万円近くする。
片方だけ交換すると左右で色が合わなかったり、明るさが違ったりするので、大抵左右とも交換する事になる。
ハロゲンならば一本2千円もしないし、色や明るさが違うなんて事はほとんどない。(って言うか気にならないだけか?)
HIDって明るくていいけど、どうなんだろな・・・
やっぱりシンプルな物の方がいいかw



2012年10月17日水曜日

簡単に取れない・・・

 平成11年のER34スカイライン。走行距離は約3万km。
エンジンチェックランプが点灯してアイドリングが不調。
走ってみると1気筒失火している様だ。
自己診断を見ると「21」が出た。点火信号系の不具合らしい。

この時代だとまだOBD2でなく、ニッサン独自の診断コネクターのタイプなので、外部診断機を使って不具合箇所の気筒判別できるか分からない。

診断機を借りてくるのも面倒なので、とりあえず端子の抵抗値を測ってみた。
IB⇔G間 約1.4kΩ
+⇔IB間 約180kΩ
+⇔G間 約180kΩ
が正常の様だが、1番シリンダーの物だけ、IB⇔G間と+⇔IB間がオープン状態だった。


念のため各気筒の火花の状態を見てみた。
一応火花は飛んでいるが、暫く見ていると1番の物がたまに飛ばない時がある。間違いなさそうだ。

両極白金チップの付いてるプラグだが、接地電極側が摩耗して無くなっていた。ギャップが大きくなってコイルが壊れたのかもしれない。
10万km点検不要で、交換にはマニホールドを脱着しなければならない。
3万km程度の走行距離でも、白金プラグでも意外と摩耗してしまう事もある様だ。クルマの使い方にもよるのかもしれない。(年数の割りに走ってないしな・・・)

一番のコイルとプラグ6本交換して直った。
なんて事のない修理だけど、めんどくさかったな・・・

2012年10月15日月曜日

産業技術記念館に行ってきた

ちょいと岐阜の関に用事があって行くついでで、名古屋に寄ってトヨタの産業技術記念館を見学してきた。
産業記念館はトヨタグループ発祥の地で、豊田織機の工場跡地に建てられている。

建物に入ったところに巨大な環状織機が置いてある。
ちょっと見ただけではどう動くのか分からなかったが、横糸のシャトルが周りをクルクル回転しながら動くのだろうか。
古いものから新しいものまで、様々な織機と紡績機械が置いてある。
ほとんどの機械が実働できる様だ。
なかなか壮観な眺めだ。












豊田佐吉が開発したG型織機は沢山並べてあり、当時の工場の様子を再現している。
時間が来ると稼動させて、実演を見る事ができる。













動力は革ベルトで伝達される。
ベルトは所謂ベンズ革の様だ。
途中ひねってあるのは回転方向を変更するだけでなく、こうする事でプーリーとの正立を保つのにいいらしい。
擦れてるのが気になったが、摩耗するような事は無いとの事。床面が毛羽立って滑り防止になる?








金属加工の実演を行うコーナーがあった。
鋳造、鍛造、切削とあり、小さな部品を模した物をこの場で加工して見せてくれる。













高周波加熱器で小さな丸棒を熱して、プレスにかけてコンロッドのミニチュアを作っていた。
金型が三っ並んでいて横に動きながら、三回の工程で出来上がり。
実際のコンロッドは4回の工程でできるそうだ。

















トヨタ初のクルマのAA型セダン。

この記念館うぃ作るときに、当時の図面を元に一から製作したという。
現存してるものがないか散々探したらしいが、ついに出てこなかったらしい。
無きゃ作っちまえってのも凄いな・・・










作ってるところも再現してあった。
この木型を使って作ったのか?











歴代のトヨタ車のエンジンが並ぶ。















初代カローラのK型エンジンがあった。
高校の頃、実習で分解組み立てやったっけ。
あの頃はこれの他にサニーのA型エンジンもあったっけw












奥には生産ラインで使ってた工作機械が展示してある。稼動状態を再現してあり、これらが動く様は圧巻だった。













車体パネルを作る600tプレス機。
実際に動くが、本気?ではないので結構しずか。
本気で動いたら相当にうるさいだろうな・・・





















ボディーパネルがペタペタ貼り付けられる様が面白かった。




















クランクシャフトのジャーナルを研磨する機械。
なるほど、こんな風に研磨するのか・・・
クランクピンの動きにあわせて工具が動いていたのが興味深い。












シリンダーをボーリングする機械。
えらい速さでボーリングできちゃうみたいだな。















6気筒用のクランクシャフト。
鍛造時はクランクピンはみな180°位相になってるが、これをクランクジャーナルの部分でねじって120°位相にする。
話には聞いていたが、加工途中の物にはねじった跡がくっきりと残ってる。








子供の頃はよく見たが、最近はさすがに走ってるの見たことないなw











織機工場時代の蒸気機関があった。
当時からあった物ではなく、展示用に持ってきたものらしい。
蒸気機関の動力をシャフトとベルトで伝達して、工場内の機械を全て動かしていたらしい。











お土産に綿の種をもらった。
春になったら蒔いてみるか・・・

2012年10月9日火曜日

カフェオレ出てきた・・・

 いすゞフォワードの8t車。
前回の車検時にM/Tオイルは交換して、それから1万kmも走ってないのだが、フューラボルトを抜いて見ると、ドボドボとオイルがあふれてきた。
出てきたオイルは何やらやけに白っぽい。
交換する予定はなかったが、仕方なくドレインから抜いてみたら、見事なカフェオレ状態になっていた・・・
どこからか水が入って乳化してしまったらしい。
ユニックが架装してあり 、ちょうどその下にトランスミッションのブリーダーバルブがあった。
おそらく大雨が降ると、ユニックをつたってブリーダーの真上から落ちてくるらしい。
ミッション内が熱いうちに雨水がかかると、内部の空気が冷やされて負圧になり、ブリーダーから水を吸ってしまうのだろう。
どうしたものかと考えたが、あまりいい案がなかったので、マジックリンの空き容器を半分に切って、ブリーダーの上に被せて雨よけにしてみた。
ちょっとかっこ悪いけど、水が入るよりはましだろう・・・