2010年6月17日木曜日

スパークプラグ

エンジンの調子がたまに悪くなるってんで入ってきた。
見るとユーザー車検で、この数年ろくに整備していない様な状態だった。
とりあえずプラグをみたらこんなんだった・・・
エンジンオイルは交換してても、プラグを交換しない人って結構いるね。最近は白金やイリジウムを使ってる車が多くなってるけど、意外とノーマルタイプも残ってる。
ノーマルタイプなら3万kmがいいとこか。頑張って4万kmも使うと丸くなっちゃうね。
あまり消耗してギャップが大きくなると、スパークするための要求電圧が大きくなるので、途中の回路が絶縁破壊する事がまれにある。
前に見た事があるのは、サンバーでプラグを長い事交換しなかったために、イグニッションコイルがリークして壊れたのがあった。高々一本数百円のプラグをケチったために、高い出費になっていた。
プラグは白金やイリジウムを使った中心電極の尖ったやつがお勧め。火花が強いので燃費がよくなるし、磨耗しにくいので長い事調子が変わらない。
接地電極も白金やイリジウムのチップが埋め込まれている物は、10万km以上使ってもまだ使えるほど長寿命だが、チップがないノーマルタイプと同じ接地電極の物は10万kmなんてとても持たない。せいぜい5~7万kmも使うと接地電極が磨耗してギャップが大きくなってしまう。軽自動車や安い小型車は結構このタイプを使ってるから、白金プラグ使用と書いてあっても点検は要注意だ。

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