15年のMH21SワゴンR。走行距離は7万km。
ドライブシャフトのブーツに小さな穴があいて、僅かにグリス滲んでいた。
以前のゴム製のブーツは本当によく切れたが、ここ数年でこの部分は樹脂系のブーツになったので、まず切れる事はなくなった。
しかしこの車の様に樹脂系ブーツでも、穴があく事はまれにある様だ。実は数日前に入庫したほぼ同じワゴンRにも、同じ様な穴があいていた。
この部分を純正のブーツで交換しようとすると、ドライブシャフトを引き抜かなければならないので、結構大掛かりな作業になる。シャフトを抜くので、デフサイドシールとハブの内外のオイルシールは必ず交換が必要になる。デフサイドシールの交換は結構面倒で、微妙に斜めに入ってしまってオイル漏れの原因になったり、ハブシール交換も異物混入やシャフトがハブに固着してたりすると、外す時にベアリングを痛めるなど、色々とリスクがあったりするのであまりやりたい作業ではない。 (工数的には悪い仕事ではないけどw)
穴がごく小さく、現状でこれが大きくなる気配もない。それに症状としてはグリスが滲んでいる程度だ。
この程度でわざわざブーツを交換するのももったいないので、穴を接着剤で塞いでみる事にした。
そこで使ったのがセメダインの「スーパーX」だ。
以前パワーウインドの修理で使ったが、あれからまったく問題無く使えている。
接着力と硬化後に適度な弾力が必要なので、この部分に何とか使えそうだ。
表面を良く磨き、脱脂して塗布した。念のため一晩置いて固まるのを待つ。
その辺を試走してみたが、とりあえず問題ない様だ。
先日の穴のあいたワゴンR も同じ様に修理した。
1年後にどうなってるか楽しみだw
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