2012年6月23日土曜日

寝耳に水?

昭和61年のAE86レビン。
もう20年近くうちで車検をやらしてもらってる。
今回車検で陸事に検査に持ち込んだところ、この車両はもとがAT車でMTに変えてあると指摘された。
検査官がコーションプレートを見て、トランスミッションの欄が「A44DE」とあったので発覚した。(MT車なら「T50」である)
車検書の類別区分を確認しても、やはりAT車であるはずだとの事だった。このままでは車検を合格させられないので、改造申請をする様にとの事。
今まで問題無く車検を通していたのに、まったく寝耳に水な話だ・・・
持ち主のお客さんもまったく知らなかった様で、中古で売られていた時にミッション載せ変えてあったらしい。
陸事で改造申請に必要な書類の説明を聞くと、面倒であるがさほど難しくはない様だ。
当時のカタログやサービスマニュアルがあれば、比較的容易に書類を作れそうだったが、当然そんなものはもってない。ディーラーに聞いても残ってはいない様だ・・・
色々ネットをぐぐってみたら、なんとなくそれっぽい資料があちこちに転がってた。これらをコピーしてそれらしく書類をでっち上げて申請してみる事にした。
「あれが足りない、これが足りない」などと、何度か陸事とやり取りしてなんとか改造申請を通す事ができた。
結局車検で預かってから、なんだかんだで2週間近くかかってしまった。まったく割に合わない仕事だったな・・・w

この86、ガワは大分くたびれてるがなかなか調子はいい。ほぼノーマルなので乗り心地も悪くない。
あの当時で2世代ぐらい前のカローラの車体をベースにしてたのではないだろうか。まるで寄せ集めた部品で作ったみたいで、今見るとなんて事のない作りのクルマだ。
しかし乗ってみるとなかなか楽しい。こんなもんでも十分なんだw


2 件のコメント:

  1. 子供の頃 これのスーパーチャージャー付がカッチョいいと思っていました。

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  2. スーパーチャージャー付けちゃったってのも凄い話ですなぁw
    この頃のクルマって、今とちがって無邪気な作りが羨ましい気がします。
    今は制約が多すぎて、ごちゃごちゃしすぎてるのがなんだかなぁ・・・

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