DG17Vのスクラム。
大雨降った日に水の溜まった道路を通過したら、エンジンからえらい音が出だしたとの事。
やばそうなので見に行ったら、エンジン掛け初めは音がしないが、エアコンが入るとえらい音が出始めた。
どうやらファンが原因らしい。
念のためボンネットを開けたら、ラジエターのリザーブタンク(加圧式になってる)が空になってる・・・
よくよく見るとラジエターが漏れてる様だ。
うちからはそれ程距離はなかったが、危ないので保険のロードサービスを使って来てもらった。
ラジエター液はほとんど抜けていた・・・気が付いてよかったw
DA62のエブリイなんかはエアコンのコンデンサー外さずにやろうとすると結構厄介だったが、最近のエブリイの系統は手間ではあるがラジエターの脱着はそれ程難しくはない。バンパーと真下のメンバ外せば隙間ができて、割と楽に外せる。
ファンの羽根が砕けてラジエターに突き刺さった様だ。
ファンが回ってる時に水流が来て砕けたのだろう。
エアコン掛かってなければ砕けなかったかもしれない。
何れにしろ冠水してる道路は通べきじゃない。
ちょっとぐらいの水ならと思いがちだが、例えばシールがあるとはいえハブに水が入る可能性もある。基本的に防水にできてる訳じゃない。
ラジエターとファンの羽根を交換した。ファンは羽根だけ部品の設定があってよかった。
うちだとマツダの部品は発注すると翌日配達になるが、スズキから取る事が出来たので一日で終わって助かった。スズキならうちの場合午前中発注なら、在庫があれば午後には配達される。
臨機応変に対応してくれるスズキの部販は有難いw
これは凄いですね!相当な勢いで突入されたのでしょうか。
返信削除昔ウィリスのM38という完全防水車と謳っているジープに関わったことがありましたが、せいぜい防水なのは電装とライブアクスルとトランスミッションやトランスファのブリーダープラグが上に伸びてるだけでホイールベアリングは冠水後オーバーホールせよと冷たく取説には書いてありました。(当然と言えば当然ですね。)
さて軍用車でもこの程度(今のハマーも同じでしょう)アイツらはタイヤの外径を稼いでロバストを稼いでるだけですから、市販車なんて雨傘防水程度だとは皆気付かないのでしょう。昨今のSUVなんて乗用車ベースのインチキ四駆ですから、この手の事はよくありそうな気がします。
このスクラムもファンベルトのテンショナープーリーが次に来るかもしれませんね。ハブもデフもそれなりの覚悟が必要な冠水特攻。避けていたらどれだけ幸せなことでしょうか。
「冠水後オーバーホールせよと」ってのは面白いですねw
返信削除そういえばジムニーのフロントハブって昔ながらの四駆の作りで、水に浸かる様な使い方してなくても、塵や水分が少しづつ中に入ってしまいます。
あれってどのタイミングでオーバーホールすべきか迷います。
本当は定期的にやりたいですが、そこまでやろうってお客さんも少ないですね・・・
ものずきさん
返信削除ええ、全浮動のフロントアクスルですね。
スズキのジムニーは頑なにフロントアクスルだけは、伝統を守っていますね。反面リアアクスルシャフトのベアリングと位置決めカラーはチンチクリンで心配になります。ハブやらキングピン以外にもアクスルのボール状のケースシールからも入ります。特に上側キングピンはグリスの自然落下でダメになっている事が多々あります。このタイプはほぼ皆そうなるので、車検毎に整備したいのがホンネです。どんなに液ガス塗っても入るモノは入りますし。
ローバー(ランドローバーや初代レンジ)はフロントアクスルの等速ジョイントがオイル漬でしたが、当然漏れますし、ディスクのモデルはキャリパーピストンのシールが元々なかったりと散々でした。
次期ジムニーはフロントを変えてくるのでしょうかね?
ジムニーの作りってほんと昔ながらのものですね。
返信削除異物の混入の心配はありますが、神経質にならなければ多少は平気って考えなのかな・・・実際それで結構使えちゃってるしw
そろそろモデルチェンジらしいですが、この辺りの作りがどうなるのか楽しみですね。