スライドピンタイプのブレーキキャリパーの場合、大抵のクルマは外側のパッドが早く減る。
ブレーキメーカーの技術者に聞いたが、原理的には内側(ピストン側)のパッドの方が、摩耗量が多くなるとの事。このため残量センサーのピンは、大抵内側のパッドに付いている。しかし実際には原理通りにはいかない様だ。
パッドの片減りの原因は、大体がスライドピンの固着による場合が多い。定期的に中のグリスを入れ替えた方がいい。
スライドピンへの給脂なんて、普通はキャリパーのOHをする以外では、やる工場なんてあまりないのかもしれない。(キャリパーのOHすらやらんかw)
うちではキャリパーを外した際には給脂する様にしている。
この部分に使うグリスは日本グリース製の「ニグルーブRM」がよい。
以前は色々なグリスを試してみたが、なかなかいい物が見つからなかった。たまたま行った曙ブレーキの技術講習会で、スライドピンにはどんなグリスを使ったらよいかと聞いたところ、「シリコン系のグリスはカジリが発生しやすいのでよくない。ニグルーブRMというグリスがいい」と教えてくれた。後で知ったが、ホンダ車ではこの部分に使うグリスとしてニグルーブRMが指定されていた。
あまり売れている商品ではないのだろう。メーカーから問屋を紹介してもらって、そこから取引のある部品商を探すのに苦労した。
在庫がなくなりかけたので久しぶりに発注したら、部品商が「こんなのうちで扱ってたっけ?」だって。
そんなに売れてないんかw
こんばんは!面白いですね。ニグループRMで検索しました。
返信削除おっしゃるように、ホンダの整備マニュアルにあります。
そうですかそんなに無いんですね、見た感じ大きなチューブですので、DIYな私だと一生掛かっても無くなりそうにありませんね。
あれです、ブレーキグリスと一緒です。笑
では失礼します。
こんばんは!面白いですね。ニグループRMで検索しました。
返信削除おっしゃるように、ホンダの整備マニュアルにあります。
そうですかそんなに無いんですね、見た感じ大きなチューブですので、DIYな私だと一生掛かっても無くなりそうにありませんね。
あれです、ブレーキグリスと一緒です。笑
では失礼します。
色々検索して辿り着きました。元整備士です。ネットには色々自分が正しいと思う情報をさも正規な情報として載せている方達がいてびっくりしています。ラバーグリス塗るやらシリコングリス塗るやら... そもそもラバーグリスってB/Fに溶けるからキャリパーピストンシールを傷めない為に使うのであって、スライドピンに塗ったら水で溶けますね... 少なからず。 シャシグリスかな?と思っていましたが、正規の情報に辿り着けて良かったです。ありがとうございます。
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