2017年6月1日木曜日

K6エンジン再び・・・

このブログを見てくれた方からエンジンオーバーホールのご依頼。
K6エンジンのオーバーホールが続くだな・・・

平成19年のDA64Vのエブリィターボ、17万㎞走ってる。
白煙吹いてオイル消費が激しいらしい。
昨年車検が1年残ってるのを格安で購入したとの事。
走行距離もあるがMT車だったのも安さの理由かな。
メンテナンスノートがなく、過去の整備状況は全く分からない。
車検証を見ると前の持ち主は年間2万㎞近く走ってたみたいだな・・・
エンジンはメタルの打音やピストンの首振り音もなく、バルブの打音も大きくない。
走ってみるとそれなりに力もあるし調子はいい。
これならオーバーホールする価値はあるか?

とりあえず圧縮測ろうとプラグを外してみると・・・
イリジウムプラグが付いていたが、電極が摩耗してギャップがえらく大きくなってる。
圧縮測ると、1番と3番は約11kgf/cm^2あったが、2番は9㎏f/cm^2ちょっとしかない・・・
基準値は1180kpaで限界値は880kpaとなっている。
2番が低すぎるだな・・・バルブ焼けちゃってるかもしれない・・・
NA車だとこれだけ圧縮のバラつきあるとアイドリング不安定になるが、ターボ車だと普通にアイドリングしている。
前にエンジンオーバーホールしたジムニーもそうだったな・・・


軽だからエンジン下ろすのも楽でいいねw
でも配管や配線切り離すの結構面倒ではあるけどさ・・・

ターボ付きだとちっと手間が増えるだね・・・
どうもタービンは交換してある感じだな・・・

ベルトはひび入っちゃってるね・・・
テンショナーもグリス切れてガラガラしてた。そのまま使うと焼き付く事あるんだよな・・・


ミッション外れた。
ATの方が簡単に外せていいね。


クラッチは前の持ち主が交換してあった。
まだ十分ディスクの厚みあった。ラッキーw
EXマニ随分焼けてるだな・・・
タービン留めてるボルトが1本だけヘックスのステンレスボルトになってた。
やっぱりタービン交換してあった。
ボルト失くして適当なの付けたのか?
18-8系のステンボルトをこういう所に使うと固着しちゃう事あるんだな。
繰り返しの温度変化で組織がオーステナイトだったのがマルテンサイト化して膨張するんだな。
固着すると加工誘起のマルテン化もあるので、余計に固着して抜けなくなる。
やべえな~、と思いつつ慎重に緩めたらなんとか抜けた・・・よかったw

とりあえず単体になった。
中はどうなってるのかな・・・

2 件のコメント:

  1. じゅんさん2017年6月1日 21:37

    エキマニの焼けはプラグ不良によるものなのでしょうかね?
    それはさておき、この個体もエキマニの割れはありませんでしたか?ターボを交換した理由はエンジンのオイル管理に起因する…とか興味がつきませんね。何れにせよ中を開ければわかる事ですよね。
    それにしても、オイル臭いエブリーはよく見かけます。私の街で見る佐川急便の請負のおじさんは相当距離も走るのでしょうけど、直してはすぐ白煙を吐いての繰り返しのような気がします。

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  2. どうなんですかね?、ただ相当過熱してた様ですね。
    EXマニの割れは心配でしたが、とりあえず大丈夫でした。
    タービンはオイル管理か燃焼不良による排ガス過熱で焼き付いたのかと考えてますが、本当のところは分からないですね。
    うちによく来る運送屋さんがDA63のキャリーで40万㎞ぐらいになってますが、オイル交換は気を使ってる様でまだ調子よく乗ってます。
    どのメーカーのどの車種でも言えますが、オイル管理の悪いクルマはオイルを食ってしまう事が多いですね。

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