さて最後の難関はこれだ。
EXマニホールドに亀裂が入ってるんだな・・・orz
熔接しようかどうするか。
鋳鉄は熔接しようとしても泡吹いてできないんだよな・・・
ラッキ~と思ったが、微妙に長さが違う。ちょっと短いみたいだ。
無理くり付ければ多分マフラーがちょっと引っ張られるが、使えない事はなさそうだ・・・
しかしちょっと悔しいので、やるだけやってみた・・・やっぱり駄目だw
前にもやってみた事はあったが、TIGでやっても泡吹いて盛大に火花散って付きゃしない。
18-8系の熔棒使うと熔融池が若干安定するが、冷えると割れてしまった。
やっぱり鋳物の熔接は駄目だな・・・
諦めてDA62VのEXマニ使いましょうw
ウォーターポンプもくっ付けて、エンジンマウントを取り付ける・・・
ミッションと合体~
INマニと補機類くっ付けて・・・
搭載準備よし~
エンジン乗っかった・・・
長さが微妙に短いEXマニは、無理くり引っ張ってマフラーを付けたらなんとかなったw
エンジンはマウントメンバとミッションで車体にくっ付いてるだけなので、脱着はそんなに難しくないのだが、配管や配線の脱着がちっと面倒。
まあそれでも軽自動車は軽いのでエンジン脱着は楽でいい。
やっとこ完成してエンジンも調子よく回る様になった。
早速試乗してみたら、走り出すとえらいゴロゴロ音がする。
すぐに分かった・・・左のフロントハブが駄目じゃんか・・・orz
四駆のエブリィはハブベアリングだけ交換できるらしいが、二駆はハブAsyy交換になる。ハブ筐体自体がアウターレースになってるみたいだな。
しかしこんな音が出てても平気で乗ってたんだから、エンジン壊しても不思議はないだな。
「坂道登るとオイルランプが点くんだけど」と言ってオイル交換に来るぐらい無頓着だったからなぁ・・・
次のクルマはもうちょっと大切に乗ってくださいね~
完成おめでとうございます。エキマニのクラックもスズキの特有の事例ですね。F6AもK6Aも関係なく発生してますね。これを交換すると,ドライバビリティと燃費が回復しますね。
返信削除鋳物の熔接はご存知かもしれませんが、コークスでかなり予熱してから熔接し、ゆっくり冷やすようで昔は埼玉は川口市の辺りに鋳物の熔接補修をやってくれる方がいました。
それにしてもハブベアリングまでダメだとは随分と傷めつけられた使われ方ですね。
ものずきさんの所で幸せな余生をこのキャリーが送られる事をお祈り致します。
スズキのEXマニのひび割れは確かによく見ます。ある意味攻めすぎた設計なのかもしれないですねw
返信削除鋳物用アーク熔棒なんてありますが、予熱十分やればできるのかな・・・なんて思いましたが、そうなると直すより新品使った方が手間ないですねw
長い事クルマを使ってるお客さんは、ちょっとした音の変化を感じ取って来店してくれたりします。
無理な使い方をしないというのは当然の事ですが、ちょっとした心がけの違いでクルマの寿命は全く変わってきますよね。
そんなところを見ながら整備をやってると面白いものですw